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無資格でも働ける?学童保育の仕事内容と応募資格について

トップお知らせ無資格でも働ける?学童保育の仕事内容と応募資格について

学童保育の仕事に興味があるけれど、無資格でも働けるのか気になる方へ。このブログでは、学童保育の基本的な役割や一日の流れ、無資格で働くための方法や必要なスキルについて詳しく解説します。未経験からでも始められる学童保育の魅力をお伝えします。

01 学童保育ってどんなところ?

「子どもが好き」「教育や育成に関わる仕事がしたい」──そんな気持ちを持つ人の中には、学童保育という仕事に関心がある方も多いのではないでしょうか。

 

でも実際のところ、「学童って何をする場所?」「放課後等デイサービスとどう違うの?」等、イメージが湧きにくいかもしれません。

 

学童保育(正式には「放課後児童健全育成事業」と呼ばれます)は、保護者が共働きなどで放課後に小学生を預けることができない場合に、小学生を預かり、遊びや生活の場を提供する施設のことをいいます。(学童保育の約7割が公立学童となり小学校の敷地内や児童館などに併設されていることが多い)

 

学童保育の主な仕事内容は、放課後や長期休暇期間中に、子どもたちが安心安全に過ごせる居場所づくりを家庭の代わりに行なうことです。具体的には小学校の宿題サポートや遊びを援助したり、放課後のおやつを提供したりといった業務を行います。

 

共働き家庭の増加により、年々そのニーズは高まっており、今や社会にとってなくてはならない存在となっています

02 学童保育の一日をのぞいてみよう

学童保育でのお仕事は、子どもたちの下校と共に始まります。それでは一日の流れの例をのぞいてみましょう。

 

【一日の流れの例(平日)】
13:00・・・開室/準備・前日の引継ぎ等
14:00・・・順次登室/宿題/そろばんなどの勉強
15:00・・・おやつ/自由遊び(室内)
16:00・・・外遊び(ドッジボール、竹馬、おにごっこ、一輪車、鉄棒など)
17:00・・・下校開始・ 延長保育開始(自由保育/パズル/読書/卓球など)
19:00・・・閉室

【一日の流れの例(長期休暇中)】
8:00・・・開室/順次登室
9:00・・・宿題/そろばんなどの勉強
9:30・・・クラス活動(遊びを自分たちで考える活動など)/集団活動
12:00・・・昼食
13:00・・・外遊び(ドッジボール、竹馬、おにごっこ、一輪車、鉄棒など)/中遊び
15:00・・・おやつ等
16:00・・・外遊び/中遊び
17:00・・・下校開始・延長保育開始(自由保育/パズル/読書/卓球など)
19:00・・・閉室

 

夏休みなどの長期休暇中は、朝8時から夕方まで開室し、生活全体をサポートします。屋外遊びや工作、クッキング体験など、バラエティに富んだ活動を行います。

03 無資格でも働ける?学童保育に必要なスキルは?

よくある質問が、「保育士や教員免許がないと働けないのでは?」というものです。

 

結論から言うと、無資格でも学童指導員として働けます。

 

正社員として学童で仕事をする場合には「放課後児童支援員」という専門職の有資格者であることが求められるケースがほとんどですが、それ以外にも補助的な役割を担う「指導員(補助員)」として、無資格・未経験からスタートすることも可能です。そのため学生アルバイトやパート、非常勤で働いている人が多いお仕事です。

 

【歓迎されるスキルや経験】

・子育て経験

・教育・保育分野への関心

・コミュニケーション力

・忍耐力と観察力

・チームで働ける協調性

 

何より大切なのは、「子どもが好き」「子どもたちの成長を応援したい」という思いです。

04 パートでの実務経験2年以上で資格取得も可能!

それでは「放課後児童支援員」とはどんな資格なのでしょうか。

 

前項でも述べましたが、もともと学童で勤務する人のことを「学童指導員」といい、特別な資格は不要でした。それが近年、共働き家庭が増加し学童施設のニーズが高まったことで、「こども家庭庁」が新たに制定した「子ども・子育て支援新制度」に盛り込まれた資格が「放課後児童支援員」です。

 

制定されたのは2015年で比較的新しい資格になりますが、以降すべての学童施設には専門職である「放課後児童支援員」の配置が義務付けられるようになりました。

 

資格取得の要件は下記の通りとなりますが、特筆すべきは学童保育での実務経験(非常勤・パートタイマーでも可)が2年以上あれば、必要な研修を受講するのみで資格取得が可能だという点です。

 

これによりパート勤務(無資格)からスタートして、2年後に「放課後児童支援員」の資格を取得して、正規雇用への転換という道も開けてきます。

 

【放課後児童支援員の資格要件】

放課後児童支援員として働くためには、国が定める一定の資格要件を満たす必要があります。具体的には、次のいずれかに該当することが求められます。

 

①保育・教育・福祉のいずれかの資格を有する者

以下の資格のいずれかを保有していることが条件です。

・保育士

・教員免許(幼稚園・小・中学校・高校)

・社会福祉士

 

②放課後児童健全育成事業に関する一定の実務経験を有する者

例えば、以下のような方が該当します。

学童保育や保育所、福祉施設等で2年以上の実務経験がある者

(※「2年以上」とは、週4日以上かつ1日4時間以上の勤務を継続していた実績が基準となることが多いです)

05 学童保育のお仕事に向いている人とは?

では、どんな人が学童保育のお仕事に向いているのでしょうか?以下のような方に向いています。

 

・子どもと接するのが好き

・忍耐力や柔軟性がある

・チームワークを大切にできる

・話を聞くのが得意

・地域貢献や教育に関心がある

 

資格や経験はあとからついてきます。それよりも「やってみたい」という気持ちがあることが、第一歩です。

06 蓮美幼児学園が運営する吹田市の学童(育成室)とは

私たち蓮美幼児学園は、吹田市から委託を受けて学童保育(留守家庭児童育成室)を市内で4か所の小学校に併設した施設で運営しており、それぞれの施設で子どもたちが安心して放課後を過ごせる環境づくりに力を入れています。

 

【特長】

・安心・安全な運営体制

・課外活動やイベントが充実

・子どもたち一人ひとりに寄り添った支援

・地域に根ざした施設運営

 

もし「興味はあるけれど自信がない」と感じている方がいたら、私たちの運営する吹田市の学童施設(育成室)を一度見学してみませんか?

学童保育の仕事は、子どもたちの成長を支え、未来をつくるお仕事です。特別な資格がなくても、まずは一歩踏み出してみることで、やりがいや楽しさを実感できる職場です。

 

【応募前の見学や相談も歓迎しています】

・勤務地の雰囲気

・子どもたちの様子

・実際の仕事内容

 

などを事前に知ることで、不安を安心に変えることができます。

未経験からスタートしているスタッフも多く、チームで助け合いながら仕事をしています。あなたの「やってみたい」を、ぜひ形にしてください。

 

▼求人情報は随時掲載中です。
学童(吹田市)の求人一覧はこちら

07 まとめ

学童保育は共働き家庭の小学生を放課後に預かり、遊びや生活の場を提供する施設であり、子どもたちの放課後を支える重要な役割を果たします。未経験や無資格からでも始められ、2年以上の実務経験を積めば資格取得・正社員への道も開けます。吹田市の学童(育成室)では見学や相談も歓迎しています。子どもが好きで地域に貢献したい方に最適な仕事です。

 

・学童保育は、子どもたちの放課後を支える大切な仕事

・未経験・無資格からのスタートも可能

・パート勤務でも資格取得が可能、正社員への転換もアリ

・吹田市の学童(育成室)では、見学・相談も歓迎

・子どもが好き、地域に貢献したいという方にぴったり!

 

【関連ページ】

▼蓮美幼児学園が運営する学童の特徴
https://renbi.com/service#feature2

▼学童で働く職員の声(インタビュー)
https://recruit.renbi.com/member/yuta/
https://recruit.renbi.com/member/mahiro/